2014年05月31日
血圧は朝晩2回計らないと本当の健康チェックはできないって本当!?
自分が高血圧な状態かどうかは、測定しないと自覚できないものですよね。
健康診断などではじめて自分の血圧状況が分かり焦ってしまう方も少なくないようですが、血圧が高いと分かって気にしはじめても、毎日決まった時間に行うことって少なくて、自分の気の向いた時に血圧を測っていませんか?
本当は毎日決まった時間に、それも朝と晩に計らないと本当の血圧は分からないそうなのです。
高血圧の時の対策法として減塩や生活習慣を見直して肥満解消の努力や降圧剤などの薬に頼る方法があります。
しかし人によってこの方法が全く効かない方もいるらしく血圧コントロールできない場合があります。
このような方がなんと高血圧患者の6割にもなるらしく、自分がその血圧コントロール不能タイプか判断する基準が夜間高血圧にあるそうなのです。
夜間寝てる間に計ることはできないので、朝起床した時に計れば夜間の血圧に近い数値が把握できて、自分が夜間も血圧が高まってるのかが分かります。
血圧が常に高い原因は血液中の塩分にあって、塩分が増えると塩分を出そうとして体は血管を収縮圧縮させるホルモンが分泌され、血圧が高くなるのです。
しかし高齢や動脈硬化が進んでると血管を収縮圧縮させることができなくて塩分の排出が上手くいかないと、今度は塩分を薄めようとして血液中に水分が増加してきます。
そのために血管は押し広げられパンパンに膨れ、昼も夜も負担がかかります。
その他腎臓能力低下によっても塩分コントロールできない場合もあり、食事で減塩を気にしていたり降圧剤も効かない時は腎臓を疑います。
自分の血圧を測る時は朝と晩にチェックして、どのような変化があるかをメモしておき、かかりつけの医師に診てもらい相談するのが最善かと思われます。